非エンジニアに読んでほしいエンジニアリングを理解できる書籍マップ
非エンジニアに読んでほしいエンジニアリングを理解できる書籍マップ
こんにちは、まっくす(@maximum_80)です。
おかげさまで最近、弊社で新卒を始め、さまざまな新しいメンバーが増えて参りました。
それに伴い、自分の知識であったり、事業を推進していく上で学んだことや考えなどの共通言語が欲しいと思い、 これまでに自分が読んで勉強したり、普段の考え方に通じている書籍を
「非エンジニアに読んでほしいエンジニアリングを理解できる書籍マップ」 として、Miroにまとめてみました!!
社外にも共有したらどうか、という声もいただいたので、社内向けに作った雑多なものですが、せっかくなので公開したいと思います。
Miro Boardへのアクセス
こちらからアクセスしてください。
解説:Mapの見方
まず、いきなり原理原則や、難しい内容がたくさんあると
「あ、自分にはエンジニアリング無理だぁ」
となってしまうため、まずは全体感を把握できる水色の「必読書」を並べてみました。
できる限り原理にも触れつつ、わかりやすい内容になっているものを選びました。(あくまで個人的な視点です)
その上で、
- もし原理原則やルーツを深めたい方は赤色の「より深めたい人向け」
- 具体的な事例や応用、実践としてHOWを知りたい人向けに緑色の「実践・事例・応用」
という形でまとめています。 おすすめとしては、 まず水色をさらーっと全部読む と、難しい内容に深ぼらずに全体感を把握できるかな、と思っています。
エンジニアリング全体像の分解(テクノロジー&マーケティング)
今回紹介している書籍の一つであるエンジニアリング組織論への招待では、
「エンジニアリングとは不確実性を取り除いていく行為である」
と書かれています。そのため、私の中ではそれを
人々が求めるものを適切に理解し、それをチームで生み出し、価値を届ける活動
として捉え、ソリューションであるテクノロジーそのものの要素と、より課題発見や解決に向けた取り組みであるプロダクト開発やマーケティング活動に分類してみました。
それぞれの分野を把握することで、技術そのものへの理解や、テクノロジーを活用するプロセスへの理解につながればと思っています。
テクノロジー分野
IT・ソフトウェア構造の理解
そもそもこの業界構造がどのようになっているのか、またその課題や立ち向かうべき難しさは何かを歴史的背景から理解を深めることができます。
マインドセット・プリンシプル
エンジニアと仕事をする上で、技術の難しさと立ち向かう上で理解をしておきたい技術的な視点を理解することができます。
コンピュータ・Web概念理解
私たちが普段の日常生活で触れているテクノロジー(コンピュータやネットワーク)は、どのような仕組みで動いているのかを理解することができます。
プロダクト・マーケティング分野
マーケティング・SaaS
昨今のSaaSビジネスや、そもそもの背景となる「マーケティングとは何か」という理解を深めてくれる書籍です。 僕個人として 「マーケティングは原理原則を知れ」主義 の強さが存分に出てしまっています。💦
デザイン思考・Lean Startup
マーケティングの応用として、昨今の不確実な時代における新たなビジネスモデル開発手法としてのデザイン思考やLean Startupの考え方やアプローチについて理解を深められます。 このあたりは重複する部分も多く、具体的な手法だけではなく「大事な視点や考え方」を理解する方が汎用的な理解につながると思います。
Agile Scrum
ソフトウェア開発をチームで生産的におこなうことができるアジャイルの視点やスクラムの手法についての理解を深めることができます。
最後に
ばーっとまとめてみましたが、MECEに分解し切れていない部分もあるかと思いますので、もし何かご意見などございましたら、改良していきたいと思いますので、よろしくお願いします。